『新・日中文化交流史叢書』(一期)の販売を開始

 
 
 浙江出版集団東京株式会社はこのほど、『新・日中文化交流史叢書』(一期)10冊の販売を開始しました。東京の内山書店さま、東方書店さま、燎原書店さま、京都の朋友書店さま店頭などでお買い求めいただけます。また、全国書店さまでも注文が可能です。

●一部書店さまの『新・日中文化交流史叢書』(一期)販売ページ
・内山書店さま https://bit.ly/2RtkhhU
・東方書店さま
 https://bit.ly/2Xt9wl7

 『新・日中文化交流史叢書』(一期)には、明治大学文学部で教授を務められた神鷹徳治氏、明治大学名誉教授の徳田武氏などが著者として参加されました。中国有数のブックデザイナー呂敬人氏の「敬人設計工作室」による、日中交流を表現したデザインも特徴です。全10巻の中国語版は近日、浙江人民出版社が中国にて発行します。
*『新・日中文化交流史叢書』発行元浙江出版集団東京の子会社、大樟樹出版社です。

●全巻目次一覧
・古代をいろどる国際人
 ISBN978-4-909089-21-2 368頁 王勇 著

まえがき
第一章 絵画に描かれた遣唐使像
第二章 倭国王子に転生した高僧(聖徳太子)
第三章 熊凝氏を名乗った呉国人(福亮)
第四章 唐詩に詠まれた過海和上(鑑真)
第五章 唐土で狂人を装う留学僧(智藏)
第六章 唐女を妻に迎えた留学生(阿倍仲麻呂)
第七章 新出土墓誌の日本人留学生(井真成)
第八章 海上交易に活きた渤海人(李光玄)
第九章 「一隅を照らす」還学生(最澄)
第十章 唐人と詩を和した入唐僧(空海)
第十一章 道賢経筒をめぐる諸問題(寛建)
第十二章 五丈観音を造った日本人(転智)
あとがき
主要人名索引


・奈良・平安期のブックロード
 ISBN978-4-909089-22-9 384頁 王勇 著

まえがき
第一章 ブックロードとは
第二章 書籍伝来の伝説と史実
第三章 奈良朝写経の挙国体制
第四章 東アジアの国際通貨
第五章 「三経義疏」の環流
第六章 鑑真渡日とブックロード
第七章 淡海三船をめぐる詩文交流
第八章 唐暦の伝来とその影響
第九章 天台入唐僧とブックロード
第十章 唐人楽郃の円仁入唐伝記
附 『円仁三藏供奉入唐請益往返伝記』の翻字と注釈
あとがき
主要人名索引


・詩の交流史
 ISBN978-4-909089-23-6 296頁 王暁平 著
序 章 中日交流史に学ぶ
第一章 中国詩歌における日本人のイメージ
第二章 『懐風藻』の山水と玄理
第三章 『懐風藻』における「練字」技巧―難解の詩句を中心として
第四章 『万葉集』研究と敦煌文献
第五章 都良香と中国の神怪小説―『都氏文集全釈』の注釈をめぐって
第六章 都良香文学思想考
第七章 『菅家文草』詩語考釈
第八章 顧文にひそむ俗文学―『江都督納言顧文集』を中心として
初出一覧
あとがき
主要人名索引


・白氏文集諸本の系譜
 ISBN978-4-909089-24-3 272頁 神鷹徳治 著

第一章 旧鈔本を中心とする考察
 一、『奥入』所引「長恨歌」本文の系統について
 二、尊円親王法帖所載「琵琶引」本文の系統について
 三、尊円親王法帖所載「長恨歌」本文の系統について
 四、『管見記』紙背の『文集』について
 五、『秘府略』紙背白氏詩篇の本文の系統について
第二章 旧鈔本と刊本との関連を中心とする考察
 一、慶安三年刊本『新楽府』について
 二、許氏楡園刊『文粋』の本文について
 三、国書所載の漢籍の本文について
第三章 刊本を中心とする考察
 一、明版諸本
 二、台湾「中央図書館」蔵 影抄明刊本『白氏策林』について
 三、朝鮮銅活字本『白氏策林』について
 四、悲劇の善本朝鮮銅活字本『白氏文集』
 五、『白香山詩集』の覆刻本について
結論
主要人名索引


・漢詩・漢籍の文化交流史
 ISBN978-4-909089-25-0 400頁 葛継勇 著
序文 新川登亀男
まえがき 本書の研究視角と構成
第一章 大津皇子の「臨終一絶」と陳後主の「臨行詩」
    ――江為の「臨刑詩」との関連を中心に
第二章 陳後主「臨行詩」の日本伝来――大津皇子「臨終一絶」の遡源をめぐって
第三章 古代日本における魏徴『時務策』の受容
    ――「魏徴時務策」木簡を手掛かりにして
第四章 日本に伝来した『魏文貞故事』
第五章 『兎園策府』の成立と日本伝来
第六章 『白氏文集』の成立と寺院奉納
第七章 白居易の子孫と『白氏文集』家蔵本の行方
第八章 白居易と楊氏兄弟との交友――円仁の『杭越寄和詩集』将来によせて
第九章 留学僧円載の在唐活動と唐人送別詩
第十章 円珍に贈られた唐人の送別詩
初出一覧
あとがき
主要人名索引


・入唐僧の求法巡礼と唐代交通
 ISBN978-4-909089-26-7 464頁 葛継勇、河野保博 著
まえがき
第一部 入唐僧の求法巡礼と交友
 第一章 円仁と唐人楊敬之―円仁の求法巡礼を支えた唐人の交流ネットワーク
 第二章 円仁の禅の将来と唐人蕭慶中
 第三章 恵萼と唐僧斉安およびその周辺
第二部 石刻にみる仏教交流
 第一章 円仁石刻の発見およびその課題
 第二章 円仁石刻をめぐる諸問題
 第三章 天龍山早期窟の造立と高斉政権の構築
第三部 東アジアの仏教交流と背景
 第一章 日本古代の入唐僧と五臺山
 第二章 円仁の入唐と在唐新羅人の活動―交易離散共同体という視点から
 第三章 円仁の在唐時の活動と揚州白塔寺
 第四章 円仁の同行者たち
第四部 円仁の歩いた道と唐代の交通
 第一章 円仁の歩いた中原の道―渭南から開封まで
 第二章 長安と洛陽を結ぶ二つの道―「臨泉駅」銘石刻を中心に
 第三章 円仁の足跡と唐代の交通路―山東から河北までの交通路復原
 第四章 唐代交通の宿泊施設―宗教施設の供給機能を中心として
附録 入隋僧・入唐僧一覧表
初出一覧
あとがき
主要人名索引


・日宋漢籍交流史の諸相̶ 文選と史記、そして白氏文集
 ISBN978-4-909089-27-4 304頁 陳翀 著
まえがき
第一章 『集注文選』に関する平安史料の解釈を巡って
    ―日本漢籍注釈史に関する一考察
第二章 平清盛の開国と『太平御覧』の渡来―東アジア漢籍交流史に関する一考察
第三章 上杉本『史記』の原本形態と渡来時期について
    ―厳島神社旧蔵本の可能性をめぐって
第四章 洪邁『夷堅志』の成立過程とその「偽書」の出版―南宋出版史に関する一考察
第五章 中世漢籍書写史料としての奥書―旧鈔本白氏文集巻末識語を読み解く
第六章 景祐四年刊『白氏文集』の抄出と転写
    ―『管見抄』の発見経緯とその奥書に関する考察
第七章 尊円親王筆白氏詩巻の文献的価値について
    ―その書写底本及び逸詩「看碁贈人」に関する考察
第八章 烏有の宋本―竹添井井「左氏会箋序文」に見える「剽窃」
附論Ⅰ 唐詩新釈(上)―杜甫詩における文選李善注の受容に関する一考察
附論Ⅱ 唐詩新釈(下)―王之渙詩における初唐類書の受容に関する一考察
あとがき
主要人名索引


・大田南畝・島田翰と清朝文人
 ISBN978-4-909089-28-1 296頁 徳田武 著

第一部 太田南畝と清朝文人
第一章 太田南畝と中国演劇
 一、『瓊浦雑綴』の記事
 二、「双貴図」の梗概
 三、「双貴図」の後半
 四、南畝記載の劇目
 五、南畝の双貴図劇詩
 六、二月三日の劇目
第二章 南畝と『平定準噶爾方略合編』
 一、『準噶爾方略』への注目とロシア使節との出会い
 二、『準噶爾方略』の抄録
 三、『俄露斯考』の『準噶爾方略』
 四、乾隆年間の記事
 五、他書の「顎露斯」記事
第三章 太田南畝と唐医胡兆新
 一、胡兆新への期待
 二、文人と医者
 三、『崎館牋臆』の成立
 四、花の鑑定
 五、嫁の乳の出
 六、唐館訪問
 七、仏照寺墓碑
 八、来日唐人の詩
 九、山水画の賛
 十、胡兆新の帰国
第四章 太田南畝と張秋琴・銭位吉
 一、張秋琴の最初の詩
 二、定吉と南畝の唱和
 三、張秋琴の唱和
 四、南畝の唱和
 五、仙台藩国母の還暦祝い
 六、張秋琴の彭城仁左衛門詩への次韻
 七、張秋琴と『南遊稇載録 戌亥遊襄合刻』
 八、銭定吉の焼絵論
 九、南畝の張秋琴詩への和韻
 十、唐館の聯句
 十一、南畝の謝辞
 十二、『杏園詩集』の序跋
 十三、閏八月八日の銭定吉との応酬
 十四、張・銭との再度の応酬
 十五、銭定吉の送別
 十六、銭定吉の帰帆
 十七、張秋琴との秋の詩
 十八、張秋琴の「海岳相豆紀行雑詠序」
 十九、張秋琴との別後の交流――文化九年
 二十、張秋琴との別後の交流――文化十二年
 二十一、張秋琴との別後の交流――文化十三年
 二十二、七十寿詩の依頼
第五章 解縉の春画詩
 一、資料的意義
 二、各詩の訓と訳
 三、結語
第六章 太田南畝と崎鎮八絶
 一、「崎鎮八絶」の特別な位置
 二、「崎鎮八絶」の本文と解釈
 三、「崎鎮八絶」の性格
第二部 島田翰と清朝文人
 一、島田翰の兪越訪問
 二、島田翰逸事
あとがき
主要人名索引


・日中文人の明治期交遊録
 ISBN978-4-909089-29-8 336頁 張偉雄 著
はじめに
第一章 異文化との遭遇
 一、外交の必要性
 二、公使団員の外交認識
 三、公使の利義観
 四、改革の思索
 五、皇室の観察
 六、制度の改変
第二章 文字の縁「筆談」
 一、海外の「縁」
 二、麹町の友情
 三、修身の基本
 四、伝統と近代化
第三章 東西交流の模索
 一、東西学問の共通点
 二、学問の更新
 三、経世と風流
 四、日常の「故事付け」
第四章 外交活動の苦闘
 一、琉球交渉の強硬策
 二、利と義の思惑
 三、交渉の狭間
 四、自強の目覚め
 五、琉球問題と興亜会
 六、王朝の興亜会批判
第五章 方法探求の日本論
 一、日本美の発見
 二、桜の宴
 三、花見の文化論
 四、日本語論
第六章 経世済民の方策
 一、『日本国志』への着手
 二、資料調査の困難
 三、国際交流の意味
 四、内政の改革
結びに代えて
主要人名索引
 

・孔子の日本伝来と変様
 ISBN978-4-909089-30-4 320頁 邢永鳳、李月珊 著
まえがき
第一章 日本の孔子廟
第二章 日本の孔子像
第三章 日本の孔子祭礼
第四章 孔子祭礼の日本化
第五章 古代日本の孔子認識
第六章 近世学者の孔子観
第七章 二十世紀における孔子研究
第八章 孔子と日本―その歴史的な軌跡
付録 井上靖の『論語』と『孔子』
あとがき
主要人名索引

 
〈2019/6/26公開、2020/4/1最新更新〉