浙江出版聯合集団 2016年の世界の出版社番付第18位にランクイン

 
 アメリカの出版業界情報誌『パブリッシャーズ・ウイークリー』が発表した2016年度の世界出版社売上高番付によると、浙江出版聯合集団がトップ52社のうち18位にランクインしました。
 
 この世界出版社売上高番付は、前年の各社の売上高をもとにランキングするもの。浙江出版聯合集団は今回初めて中国の出版情報サイト「Bookdao」(百道網)を通じて売上高情報が明らかになったため、13.64億ドルでランキングへの初登場となりました。なお、1~3位はイギリスのピアソン社(66.25億ドル)、トムソン・ロイター社(カナダのウッドブリッジ・カンパニー傘下。57.76億ドル)、イギリスのレレックス・グループ(52.09億ドル)となっています。



 中国の出版社では、6位に中南出版伝媒集団、7位に鳳凰出版伝媒集団、17位に中国出版集団、20位に中国教育出版伝媒集団がランクイン。日本の出版社では、23位に集英社、24位に角川書店、25位に講談社、26位に小学館、50位に文藝春秋、52位に新潮社となっています。

 『パブリッシャーズ・ウイークリー』の記事では、さらに浙江出版聯合集団の概要や近年の動向が紹介されています。グループの2015年の総売上高は104.9億人民元で前年比16.48%の成長。海外出版ビジネスのために設立された「Horizon Oriental Edition」レーベルや、グループ傘下の浙江少年児童出版社によるオーストラリアの児童書出版社「New Frontier Publishing」買収など、積極的な海外展開にも触れています。

 また、グループ傘下の浙江省新華書店が設立したネット書店「Bookuu」(博庫網)の躍進や、モバイル読書プラットフォームの成長、グループ傘下の浙江教育出版社によるオンライン教育サービスの創設などが紹介されています。代表的なベストセラーとしては、「動物小説大王」沈石渓氏の作品が2500万部以上の販売を記録したことなどが挙げられています。

参考:
The World's 52 Largest Book Publishers, 2016

〈2017/3/3公開〉