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『史料で読み解く三国志の嘘と真実』全3巻

  

『三国志』のあの話は真実なのか、専門家が虚実を解説!
 劉備・関羽・張飛の「桃園の誓い」は作り話だった? 諸葛亮が「草船で矢を借りた」故事の真偽は? 曹操と劉備が酒宴で言葉を交わしたのは本当か? 関羽像が皇帝の装束を身に着けているわけは? 
 日本でも人気の高い中国の歴史物語『三国志』は、西晋の陳寿が史書『三国志』で描いた、魏蜀漢三国の史実が原型だ。ところが現在世の中に広まった三国志には、長編小説『三国志演義』を筆頭に、後世の講談や雑劇などの内容が加わり、虚構と現実が入り乱れている。
 本シリーズでは、かつての蜀の都・成都市にある「武侯祠」(諸葛亮や劉備などを祀る祠堂)で働く若き研究者らが、多数の史料を基に三国志にまつわる様々な「虚」と「実」の真相を明かす。編者に同市で『三国志』研究の第一人者として活躍する、方北辰・譚良嘯の両氏を迎え、専門家の目線で三国志の魅力を再発見する。
(写真左から順に、第一巻、第二巻、第三巻)

『史料で読み解く三国志の嘘と真実』販売リンク

第一巻 三国の謎100(2017年8月刊行)
方北辰、譚良嘯主編/人見香緒訳
ISBN978-4-909089-12-0 C0022 320頁 

第二巻 蜀漢の謎100(2017年10月刊行)
譚良嘯、方北辰主編/人見香緒訳
ISBN978-4-909089-13-7 C0022 314頁

・第三巻 三国志を読む愉しみ(2017年12月刊行)
方北辰著/人見香緒訳
ISBN978-4-909089-14-4 C0022 224頁

*3巻共通データ:A5判並製、大樟樹出版社発行、定価3000円+税

編者:方北辰(ほう・ほくしん)

1942年、四川省成都市生まれ。四川大学歴史系教授。編著書に『三国志注釈』(陝西人民出版社、1995年)、『三国志全本今訳注』(共著、陝西人民出版社、2011年)ほか多数。2013年より中国中央電視台の人気番組「百家講壇」で講じた「三国名将」が人気を博し、『三国名将』(北京大学出版社、2014年)として出版されている。三国の歴史文化に関する学術研究の第一線に立ち、国際的に著名な学者として活躍している。


編者:譚良嘯(たん・りょうしょう)
1944年、重慶市生まれ。四川大学歴史系卒業後、成都市の武侯祠(諸葛亮や劉備などを祀る祠堂)にて勤務。現在、成都市諸葛亮研究会副会長、成都武侯祠博物館学術委員会委員、研究員。編著書に『三国演義大辞典』(共著、中華書局、2007年)、『三国時期的科学技術』(共著、社会科学文献出版社、2011年)など多数。四十年以上にわたり三国文化の研究に専念し、優れた業績と影響力を持っている。


訳者:人見香緒(ひとみ・かおり)

1969年生まれ。2011年筑波大学大学院人文社会科学研究科修了(言語学博士学位取得)。現在、大学の国際交流活動や、中国語・日本語の教育に励んでいる。趣味としてテレビ番組などの翻訳を手掛けている。


〈2017/7/31公開、2018/6/26最終更新〉