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『良渚文化玉器の線画』 方向明 著


  

世界遺産にて生み出された精緻な文様を紹介
 およそ5300年から4300年前、現在の浙江省に存在した「良渚文化」は、人や獣の顔など精緻な文様を刻んだ玉器を制作していた――発掘経験豊富な浙江省の考古学者が、良渚文化の生んだ玉器とそこに描かれた多彩な文様について、線画を通して解説する
 掲載した数百の線画は、描かれた玉器の本来の大きさに合わせ、基本的に原寸大にて掲載を行った。ただし、紙面の制限により原寸大での掲載が困難な場合は、線画を適宜縮小し、大きさの目安となる1cm のスケールとあわせて、掲載した。
写真左が日本語版、右が原書『良渚玉器線絵』の書影
 良渚文化の関連遺跡「良渚古城遺跡」は、2019年、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産に登録された。杭州では、「西湖」「北京-杭州大運河(京杭大運河)」に続く、三つ目の登録。

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『良渚文化玉器の線画』(2020年1月18日発行)
ISBN978-4-909115-18-8 C0071 定価3000円+税
A5判並製 264頁 浙江出版集団東京発行

【目次】
王:神を演じる者
・頭飾:冠形器/三叉形器/錐形器(組)/半円形器(組)
・頂飾:璜/円牌(組)
・そのほか
琮:神権の内包する天地宇宙観
・琮
・小琮(琮式管)
・琮式錐形器
・琮式柱形器
璧:太陽と太陽の光芒
・璧
権杖:王権神授
・玉鉞杖
・豪華権杖
玉器具:玉礼化された生活用具
付録
・考古絵図の芸術性――方向明、賈昌明
・国外の考古絵図は何を教えるか――秦岭
・考古手描き測定絵図の学と用――杭侃
後書き

著者:方向明(ほう・こうめい)
浙江省文化財考古研究所研究員。1989年、中山大学人類学系考古学専攻を卒業。卒業後は一貫して浙江省文物考古研究所に勤務する。著作に『神人獣面的真相』『中国玉器通史・新石器時代』『土筑金字塔:反山王陵』などがある。

訳者:冨家宏(とみいえ・ひろし)

〈2020/3/26公開、4/3最新更新〉